続・エピソード0 vol.5丸大オコシのボストン

定番商品よりも挑戦的なサンプル品。
そのときどんなことを考えて、何を体現したくて、作るまでに至ったのか。
既に仕上がった鞄を軸にして思い出してみようという、口数少ない村松による
いつの間にかモノローグ形式の試作レポートスピンオフ企画。

 

本人的にはなぜか不完全燃焼気味だったVOL.5丸大オコシのボストンでは
鞄を仕上げた後に再び描いたスケッチをきっかけに、
「自分がイメージした理想の形が見たい」という気持ちが
作ることにおいて強いモチベーションになっていることを発見。

そこから進展をみせた模様を続編としてご報告します。

 

丸台おこしをビジネスに

前回の鞄と違う部分は・・・?

 

 

エピソード0のBlogを書いてもらう時に、もう1回この鞄の

スケッチを何気なく描いたんだけど、

あのときのスケッチ

それが思いのほかしっくりきた。

これをそのまま形にできたらいい鞄ができそうって思ったんだ。

 

 

ここで言う「いい鞄」っていうのは自分が好きな鞄。

この鞄を作りたいって思った。

 

 

このスケッチがきっかけで1stサンプルを思い返してみて、

何が、イメージと違ったのかを考えてみたら、

サイズ、タテ×ヨコ×マチの全体的なバランス、

本体に対するフタの大きさ、フタの形。

思案中

って出してみると、構造以外ほとんど全部、違ったみたい。

 

1stサンプルを作った直後はボツにしようかとも思ってたんだけど、

このスケッチのおかげでサイズ、タテ×ヨコの比率とフタの

バランスなどを調整しながら、何個か作ってみようと思った。

設計図を

 

気に入ったバランスが見つかるまで、何個も作るつもりだったんだけど、

製作中

製作中

 

できた

今回は1個目(1stサンプルを入れると2個目)で

自分の好きなバランスで作れた。

 

丸台おこしの、、、ビジネス!

スケッチと比べるとちょっと縦長なんだけど、

あんまり見慣れてない正方形のバランスもいいなあと思ってね。

 

これ気に入っちゃったなぁ!

 

 

 

後日

高さが違うおこし

今後は、高さをおさえた普通のビジネスバッグの

比率でも作ってみようと思ってる。

細かい部分の微調整もやりながらいくつか作っていこうかな。

 

 

やはり自分が気に入っていると、作るのも楽しくなるようです。

続く

 

編集と文:岡松

今回の現品は明日7月3日(金)より本店に並びます。

仕様違いのタイプが増える可能性もありますので、そちらもお楽しみに。

 

 

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