こんにちは、ヘルツオンラインショップのONODERAです。
さて、先週、HP上にて掲載をスタートした2010年冬の企画。
新金具:「パンタフレーム」を使った新商品開発。
そもそも、この金具知っている方も少ないはずだと思います。
そして、パンタフレームは金具の正式名称?ではありません。
あくまでもHERZでいう愛称的な呼び名です。
この金具ですが、ヘルツでは今までの定番モデルでは使った事がありません。
ただ、世の中的に新しい金具というわけではなく、昔よく使われていた金具です。
どんなタイプのバッグに使われていたと言うと、昔の棒屋根鞄やGladstone bag(大割かばん)
と呼ばれる旅行用につかうような比較的サイズの大きいバッグに使われています。
ちなみに・・・
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大割かばん(gladstone bag)とは・・・
スーツケースの一種で、真ん中から大きく割れるところから
「大割かばん」と呼ばれ、別名「グランドストン・バッグ」ともいう。
グランドストンは英国の政治家からつけられたというらしいです。
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もちろん現在も使われていますが、まだ世の中に「ファスナー」が誕生していなかった
時代に一般的に使われたそうです。
・なぜ、「パンタフレーム」??
取り寄せているイタリアの金具屋さんでは、Cerniera(チェルニエーラ)と呼んでいる
そうですが、これはこの金具のみではなく枠(フレーム)モノの総称的な呼び名らしい
ので、そのまま使うのは止めようということに・・・(あと覚えずらい)。
そして、どうせなら自分達で呼び名を考えよう!!という発想に・・・けど、どうしよう??
今回、メインで新商品を開発している作り手の清水とともに
アイディアを出し合うことにしました。
そこで、金具の構造を考えて、浮かんだイメージ(特徴)が・・・
・ガバっと大きく開く。
・フラットに"パタン"と閉まる。
・何となく、電車の"パンタグラフ"っぽい。
(パンタグラフは菱形で逆ですが、イメージ的に・・・。)
というイメージが共通してありました。
ということで・・・・
「パンタフレーム(Panto Frame)に決定!!」
(※あくまでもHERZでいう愛称的な呼び名です。正式名称ではありません。)
という経緯のあれこれがあったのです(笑)。
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パンタフレームのパンタ「Panto」を辞書で引くと・・・
[名]((英略式))=pantomime[名]
pantomimeはパントマイム。
パントマイムは「おとぎ芝居、身振り、手まね」といった意味。
かなり無理矢理ですが、そのノスタルジックな雰囲気もこの金具
で作る新しい形の鞄に合っているなと・・・。
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商品作りに大きく関係のない所で、あれこれ考えをめぐらすのも楽しかったりします。
全く関係ない所から新しい発想も生まれる事もありますし!!
ということで、次回のパンタブログもお楽しみに!!
(あ、ちなみに私、パンタ試作バッグを使っているので、その様子もこのブログで定期的に
お知らせしたいと思っています)
⇒パンタフレーム商品開発ブログバックナンバーへ
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