ヨットナスのワンショルダー
作り手自らおすすめポイントをご紹介します。
前回は、革とキャンバスをどう組み合わせるか、どのくらいのバランスで作るかを考え、かなり手の込んだ鞄だったので、今回は少し肩の力を抜いて、より軽やかに作ることを意識していました。
キャンバスの巻き幅を使って作ることで作りの工程も非常にシンプルです。
用途も、荷物を入れて肩にかけるだけという単純明快なところが気に入っています。
ポケットとヨットナス
キャンバスのショルダーはちょうど腰のあたりに当たって摩擦でやぶれてしまうことがありますが、その部分に革のポケットをつけたことで補強も兼ねています。 このヨットナス、荷物が少ないときはハトメに留めなくても重さでフタをしめてくれるので楽です。 めいっぱい荷物を入れたときは、ハトメに留めて後ろを短く結ぶと便利なことも発見しました。形の変化を楽しめる
前回は型崩れしない形を目指して作ったのですが、今回は逆に型くずれを楽しむ形にしました。 荷物が入って下はふくらみ、上はひっぱられてすぼまり、しわが寄ります。 この感じもキャンバスの軽やかさが出ていてよいのではないかと思います。
それはそうと私 岡松は思いました。
去年あれだけ「キナリなんです」と言っておいて次々ベージュが出来ているぞ…と。
ただ、すでに試作の段階からベージュ×ブラックの組み合わせで作られた今回の型は、実際、特に使い込んだ現品のようすがとても良かったのでした。(ちなみに念のため作ってみて、とお願いしたキナリ×キャメルも雰囲気が変わって十分良かったので、無事?採用となりました)
正確には「ぜったいキナリ!」発言は西邑ですから、西邑がキナリのアイテムを仕上げてくれれば…
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西邑う~~~ん…レジャー&スポーツねえ…
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西邑レジャー…トレジャー… レジャー&トレジャーでもいいですか?
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西邑じゃ、村松さんはトレジャーで
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村松え、勘弁してよ。もう出来たし
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西邑うふふ あ~他になんとかジャーってないかな~“ジャー”探しに夢中になってしまった西邑。
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