お久しぶりです。渋谷工房の作り手、隆太郎です。
どれぐらい久しぶりか調べてみたら、最後に書いた記事が2017年12月でしたので、約1年2か月振りとなります。大分期間があいてしまいましたが、今回はこちらのお話を。
先月、東京都伝統工芸品展なるものに行ってきました。
東京を代表する伝統工芸職人達が一同に会したイベントで、私の姉も参加していた事もあり、行ってみたのですが、初めて見る物、見慣れた物が実際にどう作られているか、見る事は新鮮でとても良い刺激になりました。
本当は写真を載せたかったのですが、職人技に見入ってしまい、撮り忘れてしまいました。
今回、会場に足を運んで改めて実際に足を運ぶことの重要さに気付かされた気がします。ネットで大抵のことが済む時代だからこそ、可能な限り実際に足を運んで見ること、聞くことが大切なのだと。空気感を感じるとでもいいましょうか。こればっかりは行かないことには分からないですからね。
それっぽい事を言いましたが、正直ネットは便利なので、うまく活用しつつ、時間がある時は現地に足を運ぶようにしたいと思います。ヘルツも物づくりを肌で感じて頂ける工房一体型店舗になっていますので、皆さん是非遊びにいらして下さい。
そして次の話題を。自分が作ったカバンをご紹介したいと思います。
ロッキングショルダー
先月から数量限定販売をしているイタリアンレザーを使ったアイテム。この中で、自分はこちらのショルダーバッグを作りました。
試作当初、形からして馬の鞍みたいだなと一人思っていましたが、他のスタッフから横から押すとまるでロッキングチェアのように揺れるのが面白いと言われ、そのまま商品名に採用しました。
自分でも試してみましたが、確かに横から押すと揺れます(笑)。もちろん通常時は、しっかりと自立して安定感もあります。この鞄の特徴でもある半円フォルムとマチの上げ底構造ならではの挙動です。
すこし製作風景の様子をご紹介します
作るのも楽しいカバンです。
休日のお出かけに丁度良いサイズ感で、男女問わずオススメです。
おわりに
最近の渋谷工房の様子を写真に収めてみました。
次回のブログはいつになるか未定ですが、その時はよろしくお願いいたします。それではまた。