こんにちは。ヘルツ博多店の渡辺です。
先日の仙台店ブログに続いて、博多店もクラシックシリーズをご紹介します。
クラシックシリーズリレー
HERZは今年で46歳!
創業当初はたった一人だった作り手も今では70名以上、全体では100名近くまで仲間が増えました!
人数だけでなく、多彩な才能を持つ作り手が集まったことで、個性豊かで、様々な人に使っていただける鞄がたくさん生まれました!現在も新作商品が次々考案されています!
そんな中でHERZヘビーユーザーの方に変わらず愛される【クラシックシリーズ】
創業当初の、万人受けはしないかもしれないけど どこか懐かしくて無骨なデザインが特徴的です。
この【クラシックシリーズ】からピックアップした商品を各店舗順番に、リレー方式でご紹介していきます!今までの記事は下記をご覧下さい。
【クラシックシリーズ】をご紹介① ~太ベルト・ショルダーバッグ(A-40)~
【クラシックシリーズ】をご紹介② ~二本ベルト2wayショルダーバッグ(A-2)~
【クラシックシリーズ】をご紹介③ ~トリップバッグ(A-102)~
博多店からご紹介するクラシック鞄はこちら。
前面3ポケット標本3wayバッグ(A-19-R)
今回は博多店店長の熊谷に、この鞄に対する想いなどを聞いてみました。
前面3ポケット標本3wayバッグ(A-19-R)商品ページはこちら
この鞄の出来た経緯を知っていますか?
熊谷:昔はカタログと普通の鞄を持って営業に行っとったけど、それじゃどんなポケットか伝わらんけん。実物を見てもらう為に営業鞄として作ったって言いよんしゃったよ~。
渡辺:沢山ポケットが付いているのは、実際に見てもらう為だったんですね~。
熊谷:あとは、創業者の近藤が沢山ポケットが付いた鞄って面白いよね?っていう遊び心もあったらしい。
渡辺:確かに個性的な鞄ですよね。どの形が最初なんですか?
熊谷:最初はポケット二つの2wayショルダーバッグ(A-19)から始まって、縦長のポケットを付けたりしたポケット三つの3wayバッグ(A-19-R)が増えて、更にA-19を半分にした変型バージョンである2wayショルダーバッグ(A-19-H)まで増えたんよね。2wayから3way、更にはミニ仕様まで出来たんばい。
渡辺:サイズも変わってますよね?
熊谷:そうそう、元々身近にあった辞書や電話帳のサイズで作っとったらしいよ。今みたいにA4サイズとかで作ってないんだって。
渡辺:何かの規格サイズとかではなかったんですね。だからこそ生まれる愛らしさもありますね。
この鞄に対する思い入れはありますか?
熊谷:え?苦い思い出なら沢山あるばい(笑)。
渡辺:苦い思い出?
熊谷:A-19-Rとかは前ポケット沢山でバランスが難しいんよ。ポケットの配置だけじゃなくて、ピッチ(縫い目の幅)とかでもバランス悪く見えやすい。
渡辺:全部のピッチまで気にしないといけないんですね。
熊谷:そうばい!最初習って慣れるまでは汗だくになって作りよったけんね!
渡辺:何か良い思い出はないんですか?(笑)
熊谷:お客様から、「あんたが作りんしゃった、こん鞄キレかね~」って褒められたのが、嬉しかったばい!
渡辺:綺麗って褒められたんですね!熊さん、博多弁強烈です…。
この鞄はヘルツにとってどんな鞄ですか?
熊谷:誰が見ても興味を引く、抜群の存在感かな。今も変わらない斬新な見た目をした鞄やね!
渡辺:たしかにインパクト抜群ですよね!
熊谷:近藤の遊び心が詰まっていて、ワクワクするやん!
渡辺:確かにそうですね。博多店の看板鞄をA-19-Rにした理由はなんですか?
(写真は店舗オープン当時のもの)
熊谷:皆で話し合ってヘルツらしさ、いつまでも遊び心を忘れない。色んな意味を込めて看板にしたんよ。
渡辺:これからも遊び心ある、ワクワクする鞄を作り続けたいですね。
渡辺:最後に今月で40歳ですよね?40歳の抱負はありますか?
熊谷:もうちょっと大人になる!
渡辺:…。
クラシックシリーズは今も昔も変わらない、ヘルツの原点の様な鞄です。今回の話を聞いて、創業者近藤の遊び心と鞄に対する愛情を感じました。
A-19-Rは博多店の看板鞄として飾ってますので、是非見に来てください!
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