こんにちは!ヘルツ仙台店のきくちです。
昨日よりレザートレイが新作として登場しました!
レザートレイ(KZ-1)
仙台店では以前に試作したものが、レジで毎日活躍しています(※試作品の為、定番品とは仕様が異なります)。
革トレイのお問い合わせを多く頂いていた中、待ちに待った定番化です!
仙台店の作り手:増澤が生み出しました
こちらのレザートレイはなんと!仙台店のベテラン作り手:増澤(写真手前)によるものです。
今ある定番商品の中にも増澤が手掛けたものは数多くあります。
今回は、数ある増澤作の定番商品の中から2型ピックアップしてご紹介したいと思います!
ランドセルシリーズ(R-51&R-52)
左)縦型ランドセル・玉縫い(R-51-A) 右)横広タル型ランドセル(R-52)
先週のスタッフ佐藤のブログでもご紹介していたランドセル。
おかげさまで沢山の方にご愛用頂いておりますが、こちら2型のランドセルは増澤が作ったものなのです!一体どんな経緯で出来たのだろう?せっかくなので、本人にいくつか質問してみました。
Q. 作ったキッカケは?
増澤
「品番からも解るように、ランドセルには既に横型ランドセル・玉縫い(R-50-A)というモデルがありました。横型のランドセルはオシャレですが、肩幅の小さい子供には縦型の方が安心ではないかと思い、R-51を作りました。
と言っても、R-51は何度も改良を重ねて今の作りになっています。私が作ったのはR-51の原型です。R-52は大人の人にも使ってもらいたくて作った鞄です。」
つい先日、大分使い込んだ縦型のランドセルを修理に持って来られた方がいましたが、原型に近い形だったのかなと思うと感慨深いです。
Q. こだわった所は?
増澤
「前ポケットのフタの幅が少し狭くしてあるのは、横から指を入れてホックをとめやすくするためです。」
ちょうど良い間隔で、お子さんでも扱いやすい構造です。
Q. これからランドセルを選ぶ方へ一言ください!
増澤
「小学校卒業後もショルダーベルトを大人用に交換して使えるので、革のランドセルを育てる様に使っていただけたら幸いです。卒業後に親御さんが使うのもアリだと思います。」
実際にご卒業後も使ってくれている方もいて、増澤の言う通り、子供から大人まで幅広く長く使えるランドセルです。
続いては、コチラ↓↓
キーホルダーシーリーズ(KE-201~KE-209)
ゾウさんをはじめラケットやカメラなど可愛らしいデザインのキーホルダー達。
こちらもほとんどが増澤のアイデアから生まれた形です。
このキーホルダーについても聞いてみました!
Q. 作ったキッカケはなんですか?
増澤
「気軽に手に取って、使ってもらえて、ヘルツの革に触れてもらいやすい商品で、面白いものを作ろうと思い、出来ました。」
初めてヘルツに来た方やお子さんの心を掴む魅力がどのデザインからも感じられますね。
鞄に合わせてもばっちりです!
Q. 一番難しかったところは?
増澤
「ずばりモチーフ探し!!ヘルツの革の風合いや厚みを活かせるモチーフを見つけるのが難しい…なかなか思いつかず、種類が増えません。」
モチーフもですが、形にするだけでもすごい大変そう。また新しい種類が生まれることに期待です!
Q. お気に入りの形とその理由を教えてください!
あまり目が行きにくい部分ではありますが、よーく見るとそれぞれ革の厚みがしっかりとあり、小さいながらも存在感があります。
他にも増澤が作った鞄はたくさんあります!
左)口枠ボストンバッグ(V-103) 右)ミニドクターバッグ(CW-106)
普段あまり聞くことがないので、改めて聞くとまた一味違う見え方で見えてきます。
また機会があったら他の作り手のエピソードも聞いてお伝えできればと思います。では、また!