ヘルツ本店の日野です。
都内は秋真っ盛り。馬肥ゆる秋とはよく言ったもので、午年生まれの私の体も冬を乗り切る準備を始めた模様です(笑)。
さて、今回は新作鞄。ロールトップトート(T-4)について、インタビューを行いました!
左:日野、真ん中:早坂、右:小堀。
新作として登場後、大人気のロールトップトート(T-4)は、本店スタッフ 早坂の発案で作り手の小堀と共作で生まれた鞄です。ということで、二人に色々と話を聞いてみました。
日野
早坂さん、さっそくどんどん聞いていきますよ〜。このバッグを考案したキッカケって何ですか?
早坂
ロールトップトートの商品ページでも記載していますが、キッカケは、”旅モノ2019”という企画です。ただ、企画で終わりではなく、せっかくなら新作として定番化に発展するような、人気が出そうな商品を作りたいと思いました。
それに加えて「旅に持っていく(旅モノ)」という前提があったので、最初はなかなか苦労しましたが、なんとか小堀さんに協力してもらって、今の形にたどり着きました。
日野
小堀さん。タッグを組んで、実際に鞄を作ることになった時はどうでしたか?
小堀
協力して作ることが久しぶりだったので、楽しかったですよ。自分自身も何かトートバッグを作りたいなーと思っていたことも一致したし、早坂君が想い描く形もイメージしやすかったので、これは良いものが作れるかもとワクワクしました。
日野
早坂さん、こだわりポイントをどうぞ!
早坂
デザインにはこだわりました!顔のヘルツっぽさは特に。
日野
確かに。斬新なデザインの中にもヘルツのクラッシックな雰囲気がありますよね。他には?
早坂
あとは今までヘルツの定番品にはなかったロールトップのつくりですね。リュックだとよく見かけるけど、トートバッグなら個性的なデザインになるかなと思って。
早坂
それともう一つ。旅モノの企画販売時には付けていなかった底鋲と底板を標準装備しました。
これによって、より鞄が安定するようになったと思います。
日野
なるほど。確かにこういう作りのトートはあまり見かけないですね。実際に使ってみてどうですか。
早坂
ぼくは手持ちメインで使うのですが、鞄も比較的軽めだし、何より後面のポケットが使いやすいです。
普段は大きい方には財布、ハンカチ、iPhoneを、ファスナーポケットには鍵を入れていて、旅に行った時はパスポートや航空券を入れるのに便利でした。
日野
ロールトップ本体を開けなくても色々と荷物が取り出せるのは実用的ですね。
では小堀さん、作る上で苦労したことはありますか?
小堀
ヘルツの革の厚みと硬さを考えると、クルクルさせる構造は難しいかなと思っていました。
小堀
ダブルポケットのおじぎリュック(R-301)のような革がおじぎするような構造から、もう1周から半周、革を巻けるようにするためにどうしようかなと。全体のバランス、パーツの革質を決めるのに少し苦労しました。
小堀
個人的には、本体縁をぐるっと巻いた革が作り的にも見た目にも気に入っている箇所です。
日野
作り手ならではの目の付け所です!早坂さん、どんな人につかってほしいですか?
早坂
正直に言うと、男性にうける、カッコいいトートバッグをイメージして作ったんです。でも実際は女性の方の反応がとても良くて驚きました!!
日野
そうそう!女性のお客様がよくご覧になっていました。女性にはキャメルやレッド、仕事用ならブラック。でも、このバッグは、圧倒的にチョコが人気ですよね。
早坂
おそらくカラーによって雰囲気がガラっと変わるんだと思います。普段使いはもちろん、オフィスカジュアルにもハマる上品さがあります。すごく抽象的ですが、使う人を選ばないバッグになってほしいですね。
日野
お問い合わせも多数あった鞄なので、多くのお客様にご覧いただければと思います。
二人ともありがとうございました!
ロールトップトートは、ヘルツ各店でも販売していますので、このインタビューを読んで気になった方はどうぞお気軽にヘルツ各店までお越しください。もちろん、オンラインショップでも販売しています。ご来店が難しい方は通販をご利用下さい。
【本店】
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