皆様あけましておめでとうございます。ヘルツオンラインショップの松下です。
旧年中は世界的に未曾有の事態に陥っている中、
本当にたくさんの方にヘルツをご利用頂き、誠に有難うございました。
2021年も一つ一つの鞄に心を込めてお作りしつつ、
より一層皆様にお楽しみいただけるよう、スタッフ一同励んで参ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
昨年末のブログで少しだけ触れましたが、
NET工房では今年、新しく革で正月用のしめ縄飾りを作りました!
松下
「本店の沖泙さんが作っている正月飾りみたいに、NET工房も何か革で作りたいんです!一緒に何か作っていただけませんか!?」
セイジ
「おーいいね!無茶振り大歓迎です!」
と、NET工房リーダーのセイジに無茶振りをしたところ、快く協力してくれました。
早速、ラフに手書きしたデザインを元に工房で作戦会議をしていると、、。
「じゃあここのパーツは滑川さんね。」
「あれ、古川君!ここ縫う?」
と、どんどん周囲の作り手を巻き込んでいくセイジ。最高です。
気付けば沢山の作り手が手助けをしてくれて、あっという間に最高のしめ縄飾りが完成しました。
(ちなみにわたしは『謹賀新年』の文字を20回くらい書き直しました。)
おかげで安心してNET工房に神様をお迎えすることが出来ました。
これから毎年エイジングして良い味を出していくのが楽しみですね。
福笑いを革で作ってみました
そしてさらに、今年は革の福笑いも作ってみました。
きっかけは、社長兼作り手の野口のある日の一言。
野口
「革で福笑いなんて面白そうじゃない?実はね、まんまるショルダーポシェット(CK-19)の前ポケットの革を型で抜いている時に、ちょうど髭にそっくりな端革が出来るんだけど、これ何かに使えないかなって前から思ってて取っておいたんだよ。」
確かに!思った以上に髭っぽい!
少し前のブログでもご紹介しましたが、大きな一枚革から革を切り出す際、このような面白い形の端革が生まれることがあります。いざ実物を見ると髭にしか見えないですね。
これはもうやるしかない!と意気込んだものの、顔のパーツはどうしようかと悩んでいた翌日、救世主作り手の高山が登場!「福笑い、ブログで紹介とかどうですか?」と有難い声がけをしてくれただけでなく、他のパーツ類を数ある抜型や端革から選び出してくれました。
こうしてこの髭が良く似合う、商売繁盛の神様『恵比寿様』の福笑いをすることに。
出来上がりがこちらです。
眉毛と髭は、先程のまんまるショルダーポシェット(CK-19)のSサイズとMサイズの端革を。
目は、ソフトダレスバッグ(BJ-68)などで使われる、ファスナー部分の抜き型の端革。
鼻と口は、キーホルダー・ラケット(KE-204)とキーホルダー・サーフボード(KE-202)。
サイズ感もぴったり!
あご髭は、デイパック(R-93)のストラップの付け根部分を。
これはマニアックなパーツですね!
赤いほっぺは、プリンショルダー(CW-6)などで使われる丸型錠前の台座のパーツ。
鞄づくりでも隠れた名脇役、良い味を出しています。
ということで、密にならない程度に数名のスタッフや作り手とともに、福笑いを開催しました。
長くなってしまうので、実際の福笑いの様子はギュッとまとめてご紹介します。
笑う門には福来る!
ということで、新年早々明るく楽しい笑い声が響いたNET工房でした。
時節柄、先の見通せない不安な日々が続いていますが、
ヘルツで今出来ることを精一杯、スタッフ一丸となって盛り上げていけたらと思っています。
2021年も何卒、よろしくお願い致します!