メッセンジャーバッグ(W-3)の製作現場に密着!

メッセンジャーバッグ(W-3)の製作現場に密着!

こんにちは、ヘルツオンラインショップスタッフの斎藤です。
寒くなってきて、革鞄を使うにはとても良い季節に感じています。
けど、革製品の乾燥にはご注意を。ひび割れ等が起きる前にオイルメンテナンスをお勧めします!

今回は、HERZ創業者:近藤オリジナルのメッセンジャーバッグ(W-3)の製作のタイミングがあり、
製作風景を撮影しましたのでご紹介いたします。

メッセンジャーバッグ(W-3)を作る古川

度々登場してくれる、作り手 古川。撮影をお願いしたら、「重たい鞄なので、特にひっくり返し大変なんですよ!」と、見どころのアドバイスをくれました(笑)

メッセンジャーバッグ(W-3)部品類

早速見ていきましょう。作業台には、W-3に使用されるパーツが集まっています。
金具一つ見てもゴツくてワイルドさが伝わってきます。

革のコバに丁寧に染料を入れているところ。

これは後面のポケットの縫い付けです。

メッセンジャーバッグ(W-3)を作る古川(革を漉く作業)

革を「漉く」作業。鞄の形を綺麗に出すために、重要な工程です。

メッセンジャーバッグ(W-3)を作る古川(取っ手)

取っ手を作っています。

かぶせの縁に革紐、留め具を引っかける輪っかを縫い付けています。

メッセンジャーバッグ(W-3)を作る古川(ストラップ1)

ストラップもW-3仕様!

メッセンジャーバッグ(W-3)を作る古川(前面カードサイズポケット)

前面部分のカードサイズのポケットを作り手の感覚で。

かぶせと本体を縫い付けていきます。

メッセンジャーバッグ(W-3)を作る古川(丸カン付け位置)

取っ手やストラップを引っかける部分。革が重なり分厚くなります。

メッセンジャーバッグ(W-3)を作る古川(各パーツ)

各パーツが揃ってきました!

ヘルツ刻印をカシメで打ち付けます。特別なハンマー入り刻印。

メッセンジャーバッグ(W-3)を作る古川(丸カン取り付け)

力のかかる部分の金具の取り付けは、電動ドリルも登場します。

前面のタック。革の厚みで一苦労。

メッセンジャーバッグ(W-3)を作る古川(本体縫い合わせ2)

いよいよ本体を縫い付けていきます。

メッセンジャーバッグ(W-3)を作る古川(ストラップ2)

ストラップも完成させて。

メッセンジャーバッグ(W-3)を作る古川(整形)

これは、「ひっくり返し」を終えて、鞄の形を整えている所。
ひっくり返しは公式インスタグラムにて動画でご紹介しましたので、合わせてご覧ください!

メッセンジャーバッグ(W-3)を作る古川(鹿角)

留め具に使う鹿角です。

かぶせの輪っかに入るか、削って微調整をします。

鹿角や細かいパーツを取り付けて。

メッセンジャーバッグ(W-3)

完成!!
いかがでしたでしょうか!インスタグラムで公開した動画はこちら。

 

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冒頭、古川の話の通り、ひっくり返しはかなりの重労働。
でも革が丈夫な証拠ですよね!?(笑)

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