抜けるような青空、身が引き締まる?寒さ(東京測定)、師走に突入しました。
あっという間に1年が過ぎようとしています。
思えばいろいろなことがありました、、、
((( 思い出すあの日 )))
おまけ付きの近藤ボストン、に続く素材違いのツートーンシリーズ、さらにベロアリュックたち、
出張販売:CARAVANとHERZ史上初のワークブーツ、新本店やRESO.のオープン
只今、絶賛発売中の木工職人HACOAさんとのコラボレーションアイテムたちや
と突然振り返ってしまいましたが、それらをしめくくる今年最後の催しが、連日お送りしている
試作の様子は少しご紹介した限りですが、本店お披露目会では作り手、店舗・事務スタッフ、
入り混じって仕上がり談義に自然と花が咲き、
着用したり、作りや見た目について話し合ったり、わいわいと楽しい時間が流れていました。
それぞれの店舗で年末最終営業日までの開催ですので、お近くの方はぜひ。
そうそう、ご好評いただいていた(と聞き及んでおります)40周年記念:お守り風HERZタグ。
こちらもそろそろお別れのときが近づいてまいりまして、始めた頃と同様、やんわりですが
本年中にご注文いただいた方にはご用意できるようにするつもりです。
勝手申しますがなにぶん製作状況によるので、年始以降のご注文分でもこちらがついている
可能性もありますが、その辺は何卒ご容赦ください。
さて、その「贈り物企画」にひっそりと隠れて、水面下で進む あたらしいもの作り。
いつもお伝えしていますが、企画の有無に関わらず、常に誰かがなにかを作っています。
もちろん〆切が決まっているような催しも気合が入って面白みが増す醍醐味のひとつですが、
誰に何を言われるでもなく、黙々と案を練る、、いつも頭のどこかにあって、迷いながら手を動かしている──
その苦しい中での一縷の楽しさが、なにかのときの底力を生むんだと思います。
少し話が逸れましたが、その、黙々と作られた他の作り手のサンプル鞄を、
いそいそと作っている人物がこちらに。
新しい商品を検討するとき、それを考案した本人は改良をしながらすでに何本も
作っていることから、ある程度、作り慣れる部分が出てきます。
それを、いったん別の人間の手で仕上げてみることで、制作者本人では気付かなかったことが
見つかるかもしれない。その「別の手」を担っているようです。
この日はトリプルファスナーボディバッグ(F-3)や棒屋根クラシックリュック(R-153)など
意外にやわらかい雰囲気のアイテムを作る西尾の鞄。
ミシン整備:間所も参加して、なにやら話を煮詰めています。
「やっぱりひとが作った鞄を作ってみるって新しい発見あるね」
手順や方法を試行錯誤しながら作る、別の作り手の鞄。
時に戻りながら、折り返しながら、、、
淡々と作るのでした。
何度かブログで登場しているこちらのリュックは近日定番商品として世に出る予定、乞うご期待です。
岡松
メルマガ: 鞄工房ヘルツのあれこれ