「&」シリーズが始まったとき冒頭でお話しした通り、HERZにはいろいろな面々が
在籍しています。
ひとえに「製作」といっても、黙々と手を動かすのが好きな人、
今の時流を読んで組み合わせる人、世にずっと出続ける商品を目指す人、
自分の個性を存分に表現したいと思っている人・・・
何に自分が充足感を感じるかということでもあるので多様で当然です。
その中にあって、今回の主役、西邑は
普通と、ちょっと違う、面白いものを目指して・・・か自然にかは定かではありませんが、
他の作り手に比べて、より自由気ままに製作しているように見受けられます。
※本店発、試作レポートvol.3のようす
それはカット担当になった今でも。
(もちろん、今ではカットの経験値を活かした製作をしていますが)
渾身の作に敢えてダサい名前をつけてみたり、
HERZではしないような凝った作りにしてみたり、
いつもどこかひねくれたものを作っては、「えっ」 と驚かせてもらっています。
そして、どことなく生き物のような趣を感じるアイテムばかり。
自身も気付いているのかいないのか、作ったものひとつひとつをキャラクターのように
扱うところに作ったものへの愛情を感じるわけなのです。
話が逸れましたが、そんな愛情をかけ(?)コツコツと作ってきたアイテムたちを、
一堂に会してお披露目できる機会を作ろう。
タイトル通り、「パッケージ」を自らテーマに掲げて。
HERZの定番革で作るにあたって、兄(師匠?)村松のちからを借りて、
今回の運びとなりました。
これを機に作ったものと、既にお店に並べたことのあるものを織り交ぜながら、
テーマに沿って構成しなおしてみる試みがスタートします。
乞うご期待です!!
続く
編集と文:岡松
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