左:BOOK PENCASE KURU(QT-2) 右:BOOK PENCASE POCHI(QT-3)
先週末に満を持して公開した、Hacoa×HERZ「BOOK PENCASE」シリーズ。
おかげさまで大変ご好評いただいています。
早くもオンラインショップでは一部のモデルで今回のご用意分が終了、、、ありがとうございます!
実に数ヶ月の歳月をもって何度も打ち合わせを重ねて完成までこぎつけ、HERZにとって
これまでにないタイミングでの記念すべき商品になりました。
Hacoaさんも自社工場で商品を手がけられているということもあって、お互いのパーツを
少しずつ用意している状態ですので、いつもの商品のお届けスパンとは少し異なっていますが
着々と次回入荷分も製作が進んでいるようですので、どうぞ楽しみにしていただければと思います。
こんにちは ONLINE SHOP担当の岡松です。
ここまで、新本店のオープンやら、上記「Hacoa」さんとのコラボレーションアイテムやら、
5月にはRESO.のオープンを控えているやら、他のこと(まだ内緒です)もあるやら
怒涛の勢いでコンテンツ満載のHERZ。
そんな中、もう遠い記憶になってしまったかもしれませんが、、2014年の事始めに展開した
「創業者:近藤が作るボストン」
が、実は水面下で動きをみせていたものですから、そこも少しご紹介しようと思います。
ご注文いただいたみなさんにはとても長い間お時間を頂戴したものの、ようやく
クアランタボストンセット(QT-1)をお届けしおえた某日。
こちらとしてはなんとか無事みなさんのお手元に届けられたと、ほっとしたのも束の間
2~3日もしないときに、突然、近藤から声をかけられました。
こ「あの鞄で何かしたいんだけど」
お「あの、、定番にしたいとか、してほしいという声も内外からありまして、、」
こ「とりあえず、作ってる時に、次はこうしたい、ああしたいって思ったやつ、それ作っていい?」
お「ええ、まあ、、、。」
どうぞ、という前に、もうそのときには勝手気ままにカットされた革が積んであったのでした。
作る気満々です。
そしてカットされた革のラインナップを見てみると、どうやら40年自身が抱え込んできた
希少なサンプル豪華素材を放出しようとしているようなのです。
(2013~2014冬に開催しましたHERZ LEATHER COLLECTIONの数々は近藤秘蔵の大事な
ストックから選ばれたものがほとんどでした。)
さらに、作り途中のサンプルを発見。アップでご覧ください。
お「あ~この色の組み合わせ好きな方いらっしゃるでしょうね」
こ「あとこういうタイプも」
お「え、、、あのイタリア革にタンドーを??!」
もう、大盤振る舞いもいいとこです。(面白い革なくなってしまわないか心配です)
こ「口枠も、もっとHERZっぽい感じに変えようかなと思って、これ」
お「どうぞどうぞ、、、お~ごついですね」
というわけで、あの、上品だったQT-1から、気持ち変わって「THE WILD」!!
、、、に転じるかは分かりませんが、近藤の遊び心が着実に発揮される模様。
※冒頭からバレていると思いますが、焦茶×ヌメのバージョンもあります。
こ「内縫いのカバンはさ、ひっくり返すまで表が見えないじゃん?だから、ひっくり返す時が、なんか、
子ども『うまれたー!』って気になるんだよね。」
お「そうなんですか!近藤さん、こども産んだことないのに、、」
こ「そう、、なんか、分かる気がするの。作り手は同じ気持ちになったことあるはずだよ」
というテンションのもと、着々と完成に近づいております、、
それぞれ革の在庫の関係で数がバラバラなんですが、今見ている雰囲気だと第1弾として
3パターンを、本店、大阪店、仙台店の実店舗限定で少~しご用意できそうな感じになってきました。
興味のある方、、もしかしたら待っていてくださった方、、週末辺りにきちんとご紹介できるように
準備していますので、もう少しお待ちください!
岡松
メルマガ: 鞄工房ヘルツのあれこれ