エピソード0 vol.2のその前に…

 

定番商品よりも挑戦的なサンプル品。
そのときどんなことを考えて、何を体現したくて、作るまでに至ったのか。
既に仕上がった鞄を軸にして思い出してみようという、口数少ない村松による
インタビュー形式の試作レポートスピンオフ企画。

作業中

カシメトントン

ところで、この間のブログの件で訂正して欲しいとこがあるんだけど…。

 

(はい・・・。冒頭からですか?)

 

 

僕は、別に「シンプル」が好きなんじゃないよ。

確かに好きなものの中にシンプルなものは多いかもしれないけど、

 

「シンプルだから 好き」なんじゃないんです

 

(すごい強調している、、机バーンって感じですね)

 

そして、「シンプル」という言葉は

むしろキライ!!

 

(えっ!!!そうなんですか!!)

 

そうです。

 

(・・・すみません。訂正してお詫びします。)

(でもイメージがシンプルって感じてしまうのは何故なのだろうか。)

 

作業中

 

まあキライっていうと言い過ぎかもしれないんだけど、

なんか、「シンプルだからいい」っていう風潮が、ない?

それは違うでしょ。

 

シンプル=良い ではないと思う。

 

 

型紙

ミシン

 

練りに練って、削ぎ落として、これ以上そぎ落とせない、、、っていう状態まで

洗練されたもの、が、結果 シンプル だったなら、それは「良い」ってこと。

 

 

「洗練されている」っていう表現はホメ言葉だと思う。

だから、僕は洗練された物が良いものだと思う。

 

 

(じゃ、シンプルっていう言葉の使い方、捉えられ方に問題がありそうと。)

 

そう、、作る人にも、「シンプルだからいいでしょ」みたいな雰囲気があるけど

そうじゃないと思う。

 

型紙

クリッカー跡

逆に、ゴチャゴチャしてても良いものってあるでしょう。

複雑に見えても洗練されたものはある。

 

 

なんかそれを確認、、もう一度考え直すきっかけになった鞄が

 

これ

もしかしてボンサック

 

 

 

いよいよvol.2へ続く

編集と文:岡松

 

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