「自分で作るときは、やらないよ この作り。 …しません!(断言) ほんと近藤さん強引だなー」
A-3 カブトムシ・2wayショルダー
これは、現存するクラシックライン(A品番)をベースに村松が新しい鞄を作るという、
創業者:近藤発信、鞄を通じて2人が綴る不定期更新コンテンツです。
今回は、作ったことがないということで本家A-3の製作からスタートしました。
経験も兼ねてカットから行います。
普段から作り慣れているベテラン:橋本から、ものの3分程で要点のみ説明が終わり
不思議な曲線や分厚いパーツをさくさくカットし、
途中、ふと考えながら、教わりながらの作業。
初めて製作するものも、作業の中で少しずつ工夫をしながらなのだろうと推測されます。
そうして、カブトムシたる由縁の部分まで到達しました。
うーーん・・・
無理矢理感が半端じゃないよ・・・
そのくせ力任せに曲げると割れちゃうし、
そう、本家A-3は、ユニークなあのパーツが最大の難所、HERZきってのパワープレイと
繊細さ(コツ?)が発揮される鞄なのです。
作り終わって一言。
自分で作るやつは、やらないよ この作り。 …しません! ほんと近藤さん強引だなー
でも魅力は何といってもこの独特のフォルム。絶対に他にない。
使い勝手も完全に無視してる。
この取っ手持てないし、ポケット最初は何も入らないよ。
でもそんなことも許せるくらいおもしろい形ってことなのかな?
ここまでつきぬけられると、その使いづらさも魅力になっちゃってる、
そんなのあり?って感じだよね。
そうして本家を作って数日のこと
いいこと思いついたんだ~
編集と文:岡松
今回のモデル:カブトムシ 2wayショルダーバッグ(A-3)