近藤「いいなあ…いい鞄を見ると、たくさんアイデアが膨らむんだよね~
僕も作りたくなってきちゃった。」
A’-3 近藤ボストン
これは、現存するクラシックライン(A品番)をベースに村松が新しい鞄を作るという、
創業者:近藤発信、鞄を通じて2人が綴る不定期更新コンテンツです。
あの…ブリーフケースになっちゃいました。
うんうん、
この切れ込みがざっくりしてるけどなんでこれになったの?
ファスナー、大きく開けやすくなったんだね。
底の作りも変えちゃったんだ・・・
次々に出る質問に淡々と答える村松。
いいなあ…いい鞄を見ると、たくさんアイデアが膨らむんだよね~
僕も作りたくなってきちゃった。
え!!作りましょうよ。
いいかな・・・
もちろん!
え、でももしかしたら違う形、、鞄になっちゃってもいいかな。
なにかルールある?
…特にありません。好きに作ってもらって大丈夫です!
このブリーフケースを見て細かい質問をしたあたり、もう既にこの時点で
近藤の頭の中には具体的な鞄のイメージが浮かんでいるように見受けられました。
というわけで、
その翌日には村松が型紙を手渡して近藤のA’-3(?ややこしくなってきました)も始動、
お互い試作を持ち寄ることを決めて数日が過ぎました。
ボストンになりそうなんだけど…いいかな
もちろん!
切り込みの部分、いろいろ試したんですね。
そう・・・やっぱり縫った方がいいと思うんだ。
取っ手を迷ってるんだよね~村松くんならどれがいい?
う~ん・・・
これにカシメですかね。
……
…
“村松が鞄を作って近藤と答え合わせ”のはずが、いつの間にか
二人とも鞄を作る流れに。
予測不能のバイタリティは、当初の予定も超えて、A-3を軸にしながら村松が
作った鞄に刺激を受けた形で、近藤の新しい鞄製作に向かっています。
そして色々あって(その模様は次回)、近藤と村松、それぞれの鞄を
少しですが本店とNETで販売することになりました。
9月25日(金)、おたのしみに。
編集と文:岡松
今回のベースモデル:カブトムシ 2wayショルダーバッグ(A-3)
⇒クラシック鞄の一覧はこちら