&Nishimura パッケージシリーズvol.5

村松と他の誰かのコラボレーション企画「&」、第二弾は本店カット担当の作り手:西邑が登場

 

オンラインショップで期間限定販売を開始した

お菓子を開けた時のアクションを模したシリーズ3点 ※販売期間は終了しました

 

先週から本店でも販売を開始、こちらではなるべく現品を揃えています。

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main

ミニタブレットホルダー(NM-PAD)

 

 

 

これもステッチを見せないために躍起になっていました。
それで、紆余曲折を経ていまの形に落ちついたのでした。

DSC_0438たくさんの試作

ずらりと並ぶ試作の数々

 

 

DSC_0129

村松

財布の試作をしてて、フタを差し込むのをやってみたんだっけ?
ここのステッチも嫌がってたねー。

最初の方の試作は本体の作り、かなりムリがあったと思うよ。

 

西邑

えへへ、そうですね~。

 

 

① 

DSC_0477第一号

西邑

一番最初の試作はかぶせを短く作りすぎちゃって、遊びで本体に
かぶせを差し込んでたなあ。

DSC_0134かぶせを本体に

 

 

DSC_0442かぶせをベロに

村松

かぶせにベロを足して縫えば?っていう提案をしたんだけど
却下されたんだよね。

 

西邑

そうです、ステッチ見えるんで(自慢気)!

DSC_0476二個目

西邑

で、ステッチ嫌いなのに、本体は普通の内縫いじゃ絶対できない作り!
だからどうしようかと…悩みに悩みました。

 

 

あまり大きな声では言えませんが、通常はしないであろう、
クレイジーな作りで本体を保っていました。

DSC_0163内緒の作り

村松

最初、財布としてお札、小銭、カードの仕切りをつけたくて
三部屋にこだわったんだよね。

 

西邑

そうです、お財布だから。

でも、やっぱり本体はカシメ留めじゃないとこの作りはできない…!
バカヤロー!ってなりました。

 

かくして表からはステッチが見えづらいトラベルパッドホルダー(KB-1)の
仕様を拝借することに。

 

 

DSC_0473KB-1仕様

村松

本体の縫いが落ち着いたら、今度はふたの差し込みのところ。
楕円を開けて、かぶせを差し込めば?って提案した気がする。

西邑

そうでした、それで作ってみたのがこれ。

DSC_0472楕円のすきま

 

 

DSC_0481完成型

西邑

そしたら機能上“楕円の上の部分いらなくない?”ってなって
上を切り離した形から最終型へと進化していったんです。

DSC_0480オープン

 

 

DSC_0463

この、“他の人の作りを拝借する”ことに、とても抵抗を感じていた西邑。

DSC_0135KB-1見る

西邑

いまでも悔しいですよ。解決策を自分で、見つけたかった。

でも・・・ちきしょーーー!!
悔しいけど、これしかない!!!って。

いくら考えても、他のアイデアが出てこなかったんです。

 

DSC_0120箱

村松

僕がKB-1の作りを採用したのをみてうれしかったのは、
自分が作った品番だからじゃなくて、
「人と違うもの、個性!個性!」って言ってた西邑くんがね、
「人のアイデアは絶対に使わないんだっ」ていう余計なプライドを
捨てられたんだって思ったから。
うんうん、西邑くん 成長してるじゃなーい。

個性ももちろん大事だけどね。
人と違うことがイコールいいってわけじゃないよね。

振り返り

 

編集と文:岡松 

村松と他の誰かのコラボレーション企画「&」シリーズはこちらから

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