こんにちは渋谷工房の作り手:セイジです。
寒い日が続きますが、皆さん風邪などひかれていないでしょうか?
私事ですが最近、埼玉県の自然豊かな地に引越しまして、寒い日には水道が凍結し、裏庭にはタヌキがやってきます。朝は鳥の鳴き声が目覚まし代わりです(鳥は鳴いていますが、鳴き声で目が覚めることはありません)。
そんな今までに経験したことのない出来事に不便を感じながらも、都会には無い魅力を感じ、日々新しい刺激を受けながら楽しく過ごしています。
そんな私の勝手な心境から今回のブログテーマはこちら。
「温故知新」
故きを温ねて新しきを知るです。
ちょっとHERZのふるきをたずねてみようかと思います。まず、私の居る渋谷工房は現在あるヘルツの工房の中で最も古くからある工房で1994年から鞄を作り続けています。
探せば昔の面影がちらほらと・・・
金具の引き出し。
創業当時の鞄たち。
現在は使用していない部材。
こんな生地を使って鞄を作っていたことも。
昔のカタログ。
渋谷工房のベテラン(鈴木)。
工房の外に出ますと、近くに現在の本店ができる前に直営店があった場所があります。
ご来店いただいた事のある方もいらっしゃるかと思いますが、すっかり雰囲気も変わっています。
雰囲気は変わっても記憶は衰えず、懐かしいですね~。
ということで、ほんとに少しではありましたが、ヘルツのふるきをたずねてみました。
新しいものが日々生まれ、変わり続ける渋谷。一度足を止めて昔を思い出し、初心に帰り、また新しいものを生み出す。そんな事も大切なのかなと思う今日この頃です。
お付き合いいただきましてありがとうございました。
只今、渋谷工房では今回のブログとリンク?する企画を進行中です。
企画テーマは「温故知新」ではなく・・
「原点回帰!」
ヘルツの鞄といえば、革も厚く、丈夫!というシンプルな原点に立ち返り、3.5mm厚のラティーゴ革を使い、新しい商品を販売予定です。
詳細はまたブログ等でお伝えしていきます。楽しみにしていてください!