家に置きたいなって思えるものができました。
あ~うちにも掛けたいなあ、この鞄。
スタートが
「壁にかけても様になる鞄」
そこから、なんだか作っていくうちに
「壁掛け鞄」
に変化してた。気づいたら。
頭でいつの間にか変換してた。
撮影に付き合ってくれた小堀には、けっこう意見聞きます。
「どんなのが欲しい?」って。
どっちが言い出したかは忘れたけど、話の流れで
「薄い」「手持ち」「ワンハンドル」
みたいなワードが出てきて。
思い浮かべて、いいなって思って。
仕上がるまでは、今回が一番しんどかった。
自分で「工夫する」って設定しておいて…してらんないよ!と思うんだけど。
結局仕上がったのを見た時に、薄くて、片方のマチが広がる仕様は、キャンバスで作る意義はあったかも。
革鞄はかっこいいけど、あんまり自分が持ちたいって思わない。
やっぱり、作る物は自分が持ちたいもの、になってくる。
その点でいうと、キャンバスは持ってて「かっけーな」てなる。
いつも同じこと言ってますよね僕。
それと。
うちは鞄屋なんだけど…なんていうか、鞄じゃないもの…不思議なものがあっても、いいと思うんですよ。
僕は、やっぱりクスっと笑えるような、ん?と興味を持ってもらえるような、面白いもの。
その路線を求めていきたい。
それを軸に作り続けます。
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