キナリ×キャメル2020
今年も始まりました、日本製キャンバスとヘルツのオリジナルレザーの組み合わせ。
仙台店:永美が作ったのは、米袋を模したリュックでした。
BEITAI (米袋)
我が家では妻の実家で作っているお米をいつも頂いてます。
(本当に助かってます。お義父さん・お義母さんありがとう)
お米を保管するのに使っていた「米袋」
ふとした時に、その佇まいの良さや無駄の無い機能美も感じたので、鞄にしたら面白そう、というのが鞄を作ったきっかけです。
「米袋」感が損なわれないように、できるだけシンプルな作りを心掛けました。
HOW TO USE
米袋の口の閉じ方は少し特殊ですが、キャンバスの柔らかな素材感でうまく再現できました。
クルクルまいて、
両サイドの金具をつなげる。
一見めんどくさそうに見えるこの留め方も、意外と慣れると早く留められます。
どの方向に巻かないといけないとか、どの位置で金具を留めないといけない、というのは決まっていないので、荷物の量や形に応じて好きなように閉じられます。
作っていて
一番悩んだのが、後面のつくりです。
くりぬきファスナーの構造やポケットの仕様など、シンプルにしたいけど便利さを考えるとゴチャゴチャしてきてしまって悩みました。
異素材を扱うのは初めてで苦労したのですが、最後まで楽しんで作れたので良かったです。
家に帰っても鞄のことで頭がいっぱいだったのは初めてでした。
そんな作り手の思いなんかも、鞄から感じ取ってもらえたら幸いです。