ヘルツの小野寺です。
6月23日からスタートした50周年記念イベントの一つ「あったらいいな企画」
お陰様でいずれの商品もご好評を頂いており、嬉しい限りです。
ヘルツ本店のインスタアカウントでは、ライブで各商品のご紹介を順次お届けしていますので、そちらも是非チェックしてみて下さい。
さて今回は、あったらいいな企画の中でも私が商品作りに携わったこちらのアイテムをご紹介します。
ほぼ日5年手帳カバー(AI-2301)
その名の通り、ほぼ日5年手帳用のカバーです。
5年間の記録を一冊の手帳に書き込めて、それでいてコンパクト。毎年手帳を買い替える必要がないので、個人的にかなりおすすめの手帳です。
ヘルツでも定番品として、ほぼ日手帳カバー(KB-104)、ほぼ日手帳weeksカバー(KB-104-SS)を長くお作りしていますが、ほぼ日5年手帳用のカバーは今の所、定番品としてはありません(過去に企画品として販売をしたことはあります)。
作ったきっかけ
私自身、ほぼ日手帳は15年以上愛用しており、5年手帳は登場した年(たしか2018年)から使い続けています。
5年手帳は辞書を思わせるデザインなので、カバー無しでも充分恰好良いのですが、どうせならお気に入りのカバーをつけて愛用したい。
長く手帳と共に寄り添えるカバーがあったらいいなと常々思っていましたので、今回の企画で作り手と共同で作りました。
制作をお願いしたのは、ベテラン作り手のNEZ。
定番のほぼ日手帳カバー(KB-104)シリーズもNEZと一緒に作ったものなので、5年手帳カバーも試作から完成までとてもスムーズに進めることが出来ました。
長く使うからこそのシンプルさ
ありきたりな言葉になりますが、5年手帳カバーを作るにあたって大事にしたところは「シンプル」であることです。
ほぼ日手帳を15年以上使い続けて思ったことは、カバーはなるべくシンプルなものの方が長く使えるということです。手帳本体の機能や使い勝手が素晴らしいので、カバーは最低限の構成が望ましい。
ペン差しとスリットのカード入れ、栞があればそれで良し。使っていく中での革の経年変化を存分に楽しみたいので、余計なものはつけない。今回の5年手帳カバーで表現できたと思います。
こだわりは「革紐の栞」
簡素な構造の中にもこだわった点があります。それはカバーにつけた革紐の栞です。
これは自分の使い方が悪いのですが、使っている内に手帳本体についている栞が傷んでしまい、困った思いをしたことがありました。
5年使う手帳なので、仮に本体の栞が切れてしまってもカバーの栞で問題なく使用することが出来ます。万が一、カバーの栞が切れてしまっても交換可能なので、5年・10年と長くご愛用頂けると思います。
一見、何の変哲もない手帳カバーですが、実用及び長く使い続けることを第一にしたデザインに仕上げています。ほぼ日5年手帳をご愛用中の皆様、是非とも相棒にして頂けたら嬉しいです。