HERZオンラインショップのONODERAです。
現在、企画販売中の「旅モノ2016」
各店で個性的な旅モノがお披露目されていますが、ここでは一つの旅モノにピックアップ。
今回は博多工房の作り手:木村によるエアボストンのご紹介です。
エアボストン(TB-1602)
人気のビートルリュック(R-3)の立体構造を発展させたボストンバッグ。
立体構造に加え、盤面のなだらかな曲線が持っていて馴染むデザイン。
旅行鞄としてはもちろん、ビジネスなどの出張鞄の相棒としてもオススメです。
作り手の木村に話を聞きました
博多工房の作り手、木村。
先のビートルリュック(R-3)の他にも、棒屋根2wayミニショルダー(CW-5)、流線型リュック(R-2)、Wrapペンケース(KP-101)など、鞄・小物問わず、たくさんの商品を生み出しています。
旅モノとして作ったキッカケは?
「ビートルリュック(R-3)のビジネス版を作ってみたくて今回の旅モノに合わせ形にしました。
立体感と流線型、そしてビジネスモデルという事でフォーマルさとサイズ。そこに注力しました。」
どんな試行錯誤がありましたか?
「ビートルリュック(R-3)からすぐに今回の形にたどり着いた訳ではありません。
最初のサンプルではR-3を横型にしたような鞄からスタートしました。」
「立体構造はそのまま踏襲し、二本手にしたモデルです。
構造に問題はありませんでしたが、何かこうぐっとくる「できた!」感の薄い鞄ができました。」
「サイズの問題なのか?そこで縦横比を変えて、次なるサンプルを作ってみました。」
「これも悪くはないけど既視感が拭えません。」
「そこで、ビートルリュックの縫い方ではない別の縫い方で革の張りや流線型を出せないかと考えた結果・・・今回の縫い方にいきつきました!!」
ビートルリュックの縫い方。
今回のボストンに採用した縫い方。
立体感を出すことが出来ました。
アピールポイントはどこですか?
「ここがミソでスマートに見えて、実はマチが20センチもあります。
サイズ出しは飛行機持ち込みサイズを参考に設定しています。
旅行のボストンバッグとして、ビジネスの出張鞄としても。シンプルな外見ですので、どちらでもいけます。」
使ってみてどうでしたか?
「実際に使ってみての感想ですが、自立するタイプの鞄だから何かを待ってる時はスッと置けるのが良かったです。電車の待ち時間などでホームにドサっと置くだけで旅人気分?が味わえます。」
「ファスナー開閉部がサイドまで開くので出し入れがしやすかったです。それでいて水掻きマチもついているから物が落ちる心配もありませんでした(サンプル品のため、中身の仕様が少し異なります)。」
好きなところはどこですか?
「流線型をクラシカルに、そして新しい作りで表現できたことです。
盤面は3.5mm厚の革を使ったことでしだ出せない、革の張りを表現できたことの2点です。」
シンプルな外見だからこそオンオフ境界なく持てそうな鞄ですね。どんな人に使って欲しいですか?
「特に限ってはいませんが、ビジネスシーンでは出張鞄として。
カジュアルシーンでは旅行鞄として。乗り物と相性がいいように思います。」