作り手が解説!肩当ての製作工程とストラップへの通し方のコツ

作り手が解説!肩当ての製作工程とストラップへの通し方のコツ

こんにちは。ヘルツ博多店の永田です。
今年はまだ梅雨入り前だというのに、昼間は30度くらいまで気温が上がっていますね。
自転車通勤の私はTシャツでも職場に着くころにはもう汗だくです!(笑)

さて、今回はあまり普段ブログなどで紹介されないアツい(?)アイテムを紹介しようと思います!

それは・・・

 

肩当てです!!

既にご愛用されている方は、その素晴らしさを実感して頂けていると思われますが、あまり存在を知られていないのも事実。

ということで今更ですが、肩当ての製作工程の一部とストラップへ通す時のコツをご案内いたします。

製作工程の一部はコチラ

HERZには同じ構造でサイズが異なる肩当てがあります。
今回は大きい方のBig肩当て(KO-74)でご紹介します。

Big肩当て(KO-74)製作風景1

肩当てはこの3つのパーツで構成されています。

 

Big肩当て(KO-74)製作風景2

染料を入れます。

 

Big肩当て(KO-74)製作風景3

一つひとつ手作業で磨きます。

 

Big肩当て(KO-74)製作風景4

各パーツに糊を付けます。

 

Big肩当て(KO-74)製作風景5

貼り合わせて、

 

Big肩当て(KO-74)製作風景6

仕込みは完了です!ここから縫い合わせていきます。

 

Big肩当て(KO-74)製作風景7

Big肩当て(KO-74)製作風景8

Big肩当て(KO-74)製作風景9

一周ステッチを入れて、、

完成です!!

Big肩当て(KO-74)製作風景10

エクセーヌ(ウルトラスエード)

裏面にはエクセーヌ(ウルトラスエード)という人工皮革を使用しています。
上質なスエードのような柔らかな風合いと手触りで、肩にも優しいです。

 

肩当てをストラップに通す時のコツ

肩当てをヘルツ各店頭で購入された方は、スタッフがストラップに通すご案内もしておりますが、オンラインショップで購入された方は、ご自身で通して頂く必要があります。

新品時は革も固く、ストラップが通しにくいと思いますので、コツを伝授します。

肩当て装着のコツ1

固いもので左右を伸ばすと革に傷が入ってしまうので、自宅でされる時は割り箸などで代用して徐々に穴を広げます。

 

肩当て装着のコツ2

更に指を入れて広げると、ストラップが通しやすくなります。

 

肩当て装着のコツ3

お使いのストラップを通していきます。この時、一気に引っ張るのではなく、ゆっくり通していった方が良いです。

 

肩当て装着のコツ4

このような形になれば完了です。

 

肩当ての種類

冒頭で書いた通り、肩当ては短いサイズ(KO-75)長いサイズ(KO-74)の2種類がありますので、幅広い鞄にご使用頂けます。

もちろん、肩当ても5色(キャメル・チョコ・ブラック・グリーン・レッド)の中からお選び頂けます。

鞄と肩当てを違う色で合わせるのもオススメ!

鞄と違う色の肩当て

鞄と違う色の肩当て2

気軽にツートンを楽しめます。

 

ヘルツの便利アイテム!肩当ての製作工程を作り手が解説!

ヘルツの製品は丈夫さを第一とし、厚い革を使っているため、どうしても鞄自体の重量が重くなります。この肩当てを付けるだけで、掛け心地が良くなりますよ。

※リュック使用の場合、肩当ては2点必要になります。

これからヘルツの鞄を使ってみようと思われている方も、もうすでに鞄を使って頂いている方も、
一度肩当てを試されては如何でしょうか。

各店在庫を準備しておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ!

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