あれ?どういうこと。。
一見するとシンプルなトレイ
しかしこのなかには心まどわすトリックがある。
しかもふたつ。
なぜ切り込みに隙間がない?
一枚革でできている?
二枚の別の切り込みのパターンの革を張り合わせて立体をつくる。
それだけで切り込みが開かなくなる。
そしてこのトレーは床面を生かした貼り方をすることでさらなる混乱をおこさせている。
思考をめぐらし答えを探す
なんとわくわくするのだ
そこには
ヘルツの鞄は裏地がない。
すなわち裏地がなくてもよい。
床面は裏ではない。
決して隠さなくてはならないものではないのだ。
というルーツのようなものがかいまみえた。
あえて床面である理由。
この小さな物のなかにかくされたもの、潔く、気持ちがいい。
本店:楠
気持ちの変化がおこる。