2018年、本日初売り※。実に10か月の時を経て、ふたりがつくったふたつの鞄を全店舗でお披露目できることになりました。ぜひ、お店でご覧ください。
※仙台店は翌1/6(土)から販売いたします
こんにちは!
文章が長いことで有名な楠です!
しかし今回は短く簡潔に分かりやすくお伝え出来ればと思っています!
宜しくお願いします!
じゃーん!
ついに完成しました!
約一年間かけてつくってきた鞄をついにご紹介できる時がきました!
スタートしたときには二人で1つをつくるのか、それぞれつくるのか、販売するかどうかは二の次状態で、ただただどんなことがおきるのかな?というやり取りでおきる化学反応?を楽しもうと思いました。
それがたとえ商品にならなくても、それもまたおもしろいと、そんな肩の力を抜いたスタートでした。
ですから販売できるとなったことは私の中ですごいことで、すごーくうれしいことなのです!
お互いの鞄の成り立ちを自分のことのように知っているので、今回私が野中の鞄マドレーヌを紹介させて頂くことにしました。
コロンとした丸みのあるフォルム、L字ファスナーは全開にするともちろん中のものが取りやすいですが上部だけ開けても水かきマチがあることで物の出し入れがしやすくなっています。
内側には柔らかい革のポケットが一つ。
定期券や携帯などよく取り出すものを入れることができます。
そしてこの取手!
野中と何度も何度も考えて一番いいと思うものにしました。
革の芯が入ったしっかりした作りなのに柔らかさも兼ね備えています。
細めにすることで女性の手にも馴染みやすくとても持ちやすいです。
肘のあたりで持ったときにも痛くないようにという野中のかなりのこだわりポイントになっています。
ヘルツでも同じ作りの取手はありますが、外に巻く革の種類や太さでこんなに変わるとは!と驚きました。
まさに女性の考えた女性のためのヘルツの鞄だと思います!
この企画の出発点でもあるスタンドポーチの上げ底マチもファスナーを閉じて置いたときにもぐらつきが少ないように工夫されています。
個人的にはちらっと見える底鋲がシュウマイのようでかわいいなと思いました。
始まりは野中のひと言からでした。
「スタンドポーチみたいなショルダーをつくりたい」
その言葉がなかったらこの企画は始まらなかった。
つくづくチャンスやヒント、きっかけは転がっているなと思いました。
同時に沢山転がっているけれどそれに気がつき拾わなければ何も始まらないのだと思いました。
今回野中以外にもそれぞれの師匠や仲間たちも色々な意見をくれて反応しあって完成した鞄なのでみんなで作った鞄という感想です。
そういうときにヘルツは個人の集まった集団だと感じます。
それぞれの意見を自由に言うことができる。
シンプルなことですがなかなかできない。
それができた今回は、とてもよい企画になったと満足しています。
一年近くブログをご覧くださった皆様ありがとうございました。
ぜひ店頭にてご覧ください。
また何かおもしろいことを考えたいなと思いますのでよろしくお願い致します。
つづく…
あっ!結局長くなってしまいました。笑。
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