ファーストサンプル!
4/10(月)
お互いにファーストサンプルを作って、メールで写真を見せ合いながら
電話で話すことにしました。(The二刀流)
ジャーーーン!!(野中の鞄の画像が送られてきました)
おおお!!!
ぜんぜんちがう!!
野中のショルダーは、正面からのシルエットが女性らしい丸みを帯びていて、キレイ。
そして、マチがおもしろい!!なんだか生き生きとしていました。
ちがうだろう…と予想はしていましたが、超えていました。
やっぱり、他人(ひと)ってちがうんだなーと実感。
私はこんなに発展して考えられなかった。
すごいな。自由だ。
私はスタンドポーチをつくった人間だからということも少しはあるが、
進展ではあるが発展ではなかった。
この違いは大きい。初めの一歩でここまでの違いがあるのだ。
行きつく先は、さらに違うものになるだろう。
野中は広いマチがいいらしい。たくさん物を入れられるように。
でも広いマチにするとファスナーで閉じたときに底が浮いてしまう。
その問題を、野中は型紙を変形させて改善するつもりのようだ。
私は、広いマチにすると浮きが大きくなるのが嫌で、そもそもうすめのマチに統一した。
うすいことで体になじみやすいだろうと。
お互いに、持つ人のことを考えていても別の方向へ。
マチへの向き合い方ひとつ取っても、まったくちがう。
これはおもしろい。ついつい客観的に見てしまった。
私は、たぶん大きくは変えないと思います。変えたくないのかもしれません。
あとは、野中が変えてくれるので、私は変えないで作れるのかもしれません。
しいて言えば、大きさを変えるくらいかな…と話しました。
「横に大きくしたものは、う~ん…という感じだったので縦型にして、
取っ手をつけて、A4サイズの2wayショルダーとか。」
と言ってみたところ、販売もしている野中から
「お店でよく聞かれますよ!そんなに種類も多くないし、いいですね!置きたいです!!」
と。
そんな一声で、私のやる気も出るわけですよ。
東京⇔名古屋 それぞれ並走している二人がときどき交差する、日記形式の試作レポート