こんにちは、ONLINE SHOPの田中です。
以前カブトムシ・2wayショルダーバッグ(A-3)をご愛用いただいているお客様の鞄を
ご紹介しましたが、今日の主役はメッセンジャーバッグ(W-3)。
こちらも創業者:近藤が作ったワイルドを集約した骨太な鞄の一つ。
分厚いタンドー革、一つ一つ切り出している鹿角の留め具、
遊び心があって、革という存在感を存分に感じる事のできる鞄です。
たまたま本店にメッセンジャーバッグ(W-3)の金具の修理に来ていたお客様。
「金具の修理に来ていたお客様の鞄がすごい変化してる!ここまで使ってくれてるW-3は珍しいよ!」
と、やや興奮気味のNEZと大平と一緒にお話をしながら写真を撮らせて頂きました。
元々の色はキャメル、5年以上毎日愛用してくださってるとのこと!
色は大分濃くなり、革も大分柔らかくクタッとしているよう。
特にヌメ色の革紐部分は色濃く、手がよく触れる箇所、出っ張りのある箇所は一層色味が増しています。
まだまだボリュームがあるようにみえる本体も、同じサイズ(M)の新しい鞄(左)と比べると
かなりボリュームが落ち着いたのがわかります。
新しい鞄はチョコ色ですが、色味はそれよりも濃くなっているようにも見えます。
使う方の癖から生まれる色の濃淡。
とても貫禄があって、素敵な鞄に育っています。
そして、やはり気になるのは「重さのこと」。
「重いから途中で断念しちゃったよ」という声を聞いたことが何度かあるので
ここまで育てるのはかなり大変だったんじゃないかと、、、。
「僕は身体が大きいから、重さは意外と大丈夫だったよ。慣れもあるかな?
雨の日でもどんな時も毎日使ってるから、もうこれがなくちゃ駄目。
手放せないよ!」
と言ってくれました。
革が非常に分厚く、程よい柔らかさがあるとは言え初めは固い革。
重さも十二分にあるので、自分に馴染むまで使い続けるのは中々大変なように思います。
でも、こんな風に根気よく使い続けると、生活に無くてはならない鞄になる。
とても嬉しい出来事でした。
お時間を頂き、快くお話と写真を撮らせて下さったお客様。
ありがとうございました。