ミニチュアリュックのお話

ミニチュアリュックのお話

こんにちは!ヘルツ名古屋店の竹中です。
あけましておめでとうございます。ちょっと遅いですかね・・・(笑)

さて今回は、今年最初の新作として登場したミニチュアリュック(R-32)の生みの親【﨑田】にお話を聞いてきました。どんなお話が出てくるか楽しみですね!

竹中
「新作おめでとうございます!」

﨑田
「ありがとう!!」

竹中
「色々お聞きしたいのですが、よろしいですか?」

﨑田
「よいであろう(笑)」

竹中
「めっちゃかわいいデザインですね。作ったきっかけは何だったんですか?」

﨑田
「最初に作ったのは2020年の夏ごろ。パルガミニリュック(R-24)(※以下パルガ)やカルテラ、おにぎりポーチ(KF-3)おにぎりコインケース(KK-4)を作っていたときかな。」

※カルテラミニ3wayバッグ(通称カルテラ)は2021年に期間限定発売した企画品です。2023年現在は受注終了しております。

 

竹中
「あ!草間がケルンリュック(R-31)を作っていた時ですね。」

﨑田
「そう!二人でたくさんつくるぞぉーってなってた時だね。」

竹中
「ミニチュアリュックも作りたかったものの1つだったんですね。」

﨑田
「うーん、実はそうじゃなくて・・・。先にパルガとカルテラを作っていたんだけど、それが完成して自分が欲しい・使いたいと思うものがなくなっちゃったんだよね。」

竹中
「新しく作るときって自分が欲しい!使いたい!が根本にありそうですが、そうじゃないとは、、、?」

ミニチュアリュック(R-32)RD着用

﨑田
「燃え尽き症候群みたいな感じだったわけなんだけど。そんな時、駅のホームで夏らしい涼しげな服装で荷物も必要最小限な女性が目に入ったの。ぶわって風に吹かれたみたいにハッとしたんだよね。」

竹中
「運命の出会いってやつですか!」

﨑田
「かもしれない(笑)。その女性に似合う鞄を作りたいって思ったらわくわくしてきたし、アイデアもどんどん出てきて。」

竹中
「その女性が目に入らなかったら、ミニチュアリュックは生まれなかったんですね。」

﨑田
「そうだね。ヘルツの鞄にモデルがいるって珍しいと思うけど、モデルがいたからこそ不思議と迷わず作れて完成までが早かった鞄かな。もちろん完成後も微調整はあったけど。」

竹中
「アイデアがどんどん出てくる中で苦労した事とかありましたか?」

﨑田
「やっぱりバランス感かな。」

ミニチュアリュックのお話1

竹中
「この小ささの中で調整するのは大変だったと思います。」

﨑田
「既にヘルツで使われている取っ手やリュックストラップはなんかしっくりこなくて、リュックストラップは20mm幅のものを新しく作ったのよ。」

ミニチュアリュックのお話2

(手前から20mm、24mm、30mm)

 

竹中
「確かに通常のものより幅が狭くなっている!こだわりポイントですね。」

﨑田
「ベースの形はすぐに決まって、何をつけても似合うリュックだと思ったからどんなパーツを選ぶかも迷ったかな。」

竹中
「前ポケットの上にブタ鼻とかつけても可愛いですね。」

﨑田
「ブタ鼻も試してみたよ!後ろのポケットをなくして、スッキリさせたりとかね。結局一番シンプルな形に落ち着いた印象かな。」

竹中
「リュックストラップの幅以外にこだわったところはありますか?」

﨑田
「あとは、フォルムとサイズ感と作りかな。」

竹中
「パルガよりも小さくないですか?」

﨑田
「モデルになった方が軽装だったから、サイズは必要最小限に。パルガよりも小さくなっているよ。でも、自分の中で”長財布と500mlのペットボトルは必ず入る”っていう最低条件があって、その条件を守りつつなるべく小さく作ったの。」

R-24とR-32の比較

R-32収納例

竹中「ペットボトル縦に入れるとピッタリサイズですね。デザインは参考にしたものとかあったんですか?」

﨑田「デイパック(R-93)って私の中でザ・リュックっての形なのね。その形をハードレザーで作ってみたかったんだよね。作りに関してはトランクに憧れがあったから、イメージに近い箱型鞄・2wayミニショルダー(CW-40)のガバってフルオープンに開く作りを取り入れてみたんだ。」

 

R-32と参考にした鞄

(左:箱型鞄・2wayミニショルダー(CW-40)、中央:ミニチュアリュック(R-32)、右:デイパック(R-93))

 

竹中
「好きなものをふんだんに取り入れた鞄ですね!」

﨑田
「実はもう一つあって、女の子だったら幼少期に誰もが欲しがるであろう”コンパクト”っていうおもちゃがあるんだけど、それがパカって開くからそれも取り入れているんだよね。」

ミニチュアリュックのお話5

竹中
「コンパクトってなんですか?仮面ライダーのベルトだったらわかりますが・・・。」

﨑田「こんなやつ(スマホで写真を見せる)。アニメとかで女の子が変身するときに使うアイテムかな・・・!小さい時はめっちゃほしくてロマンだったの。幼い頃に抱いていたロマンを、大人が使う鞄で表現してみた。」

竹中
「あぁぁぁ!見たことあります!憧れだったりしますよね。見比べるとなるほどねってなりました。大人の女性の方だけでなく、このサイズ感は小さい子が持ってもかわいいですよね。」

﨑田
「そうだね。すごくかわいいと思う!けどやっぱり”大人になった女の子”に楽しんでほしい鞄だな~。」

 

ミニチュアリュック(R-32)GR着用

竹中
「ところで、ミニチュアリュックの名前の由来はあるんですか?」

﨑田
「ミニチュア模型とかあるじゃん。そこから発想を得たんだよね。」

竹中
「まさにこの鞄にピッタリな名前ですね。名前も鞄もかわいいので覚えやすいですね。最後にどんな方にオススメしたいか、一言あれば教えてください。」

﨑田
「オススメしたいのは大人の女性です!と言いつつ、小さい子が持ってもかわいいと思うから幅広い年代の方に使ってほしいな。一言と言われると・・・。
めぐりめぐって、駅のホームで見かけたあの女性に届いてくれると嬉しいです!!」

ミニチュアリュックのお話4

いかがでしたか?
ほかにも聞きたいことや気になることがあれば名古屋店にご連絡してください。
﨑田もいるので、本人とお話してみるのも良いと思います。いろいろ聞けちゃうかもです!

それではまた次回。

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