皆様、お久しぶりです。ヘルツ名古屋店の袴田です。
名古屋はとにかく暑いです。身の危険を感じます。まだ残暑は続きそうなので、体調管理にはきをつけていきましょう。

さて、今回の内容ですが、ふと「鞄を製作中に何を考えているか、何を気にしているか。文章にしてみようかな。」と思い、ブログを書いてみました。備忘録のような内容になってしまいましたが、宜しければご覧下さい。

箱型鞄・2wayビジネスバッグ(BF-40)

箱型鞄・2wayビジネスバッグ(BF-40)

今回は、BF-40のLサイズ 革色ブラックです（丁度作る予定に入っていたので）。
この鞄、特に作るのが難しいんです。

シンプルで大きな盤面はゆがんでしまうと（すり鉢のように）イメージと違うし、ファスナーが長い分、均等にバランス良く、極力波を打たないようにする必要があります。出来上がりまでに色々な工程があるのですが、自分が特に気にしていたことは下記3点です。

①盤面を内側の革と貼るときに中心から外側に向かって緩やかな山にする。
⇒平らに貼っても良いのですが、少しだけ癖をつけておくと、成形をする時に思い通りになりやすい。

②ファスナーが波を打たないように、引っ張っる
⇒ファスナーを引っ張りながら、革には力を掛けずに仮止め後、ミシンで丸みを付ける。

③前後の盤面とマチを貼り付ける時に角の曲線が8箇所もある。
⇒同じ力のかけ具合で貼り付けなければ、ゆがみ、ネジレの原因となります。曲線部分は、少しだけ革を寄せて貼ったり。ただ、感覚でバチッと来る場所があるのです！！

しかし今回、文章にしてみた結果、本当に感覚的な話になってしまい、伝わっているのか、かなり疑問です（笑）。

作業は全て地味。ただ、全て大事なのです。こんなことを思いながら、日々鞄を作っています。

次は、どの様なネタで書こうかな（こんな自己満足のブログに次があるのかな？）。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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