こんにちは。オンラインショップのヤマキです。
だんだん涼しくなってきて、秋の行楽シーズンに入ってきましたね。
僕も愛用の三日月ボディバッグ(F-6)を背負って、どこに出かけようかを思案中です。
身体にフィットする柔らかな形状で、意外と荷物がたっぷり入ります。
小回りが利くので、満員電車でも邪魔にならず、通勤のお供にピッタリですよ~。
さて今日は、革に印字されているデシ数についてお伝えできればと思い、キーボードをカタカタしています。
最後まで読んでいただければ幸いです。
デシ数とは?
ご存知の通り、HERZ製品の革は牛革です。
牛さんの皮をなめし、革へと加工されるのですが、
その革の面積を表した数字を「デシ数」と言います。
このデシ数は、大きな一枚の革の中で1か所のみ、
表面(吟面)、もしくは裏面(床面)に印字されています。
HERZの大ベテラン、裁断チームの鈴木です。
デシ数を見せてほしいと頼んだら、わざわざ新しい大きな革を引っ張り出し、広げてくれました!
ありがとうございます。
HERZにおいては、革の良い箇所を余すことなく使用するよう努めているため、
パーツを切り出す際にデシ数が印字されている箇所を避けることはあえて行いません。
その為、仕上がった製品には、このデシ数印字部分が入っている場合があります。
しかしながらこのデシ数、変な印字と侮るなかれ。
大きな革から製品のパーツを切り出す際、その時の革の状態や、制作する製品によって、
使用する箇所は左右されます。
ですので、完成したお品物にはデシ数が入っていない場合がほとんどです。
つまり、もしデシ数が入った仕上がりとなった製品は、かなりレア!
中々お目に掛かれないシロモノとなります。
お客様の中には、このデシ数印字をお気に召している方もいらっしゃるほどです。
こんな感じで入っていたり、
一見、数字に見えない入り方をしていることも?
こんな数字のものや、
印字の色が異なる物も。
などなど、ご紹介したのは一部ですが、いろいろなデシ数刻印やその入り方があります。
前述のとおり、製品に使用する革の箇所はその時によって異なるため、
ご注文時にデシ数の有無はご選択いただけませんので、
鞄に入っているデシ数は幸運の証、、、といっても過言ではないかもしれません。
HERZ製品をお持ちの方は、革の裏側や鞄の内部を見てみてください。
レアなデシ数印字が入っているかも…?
という訳で、今日はデシ数についてのお話でした。
それでは、また。