こんにちは、ヘルツオンラインショップスタッフの斎藤です。
ヘルツには皆さんご存知のラティーゴ、スターレといった主要のオリジナルレザーがあります。
その一方で、忘れてはいけないのが「タンドーソフトレザー」という極厚でワイルドな革。
今回はタンドーシリーズの中からLionウォレット(TN-105)の商品制作に密着してご紹介しようと思います!
極厚の革は革の裁断も一苦労です。
5mmほどもある革の裁断は力を入れて、体重を掛けて丁寧に行います。
大きな鞄のパーツを切る時はすぐに汗ばんでしまう事もあるとか。
裁断された革は作り手のもとへ。
内部の仕切り兼小銭入れの「コバ」がLionウォレットの特徴でもある鬣(タテガミ)となるんですね!
次に本体へファスナーの取り付けがはじまりました。
仮留めし、縫い付けていきます。内部パーツの底も縫い付けます。
本体にファスナーが付け終わると、ベルトの取り付けがはじまりました。
そして内部パーツを本体へ仮留めし、縫い付けます。
いよいよ、本体のひっくり返しです。
もう形が見えてきましたね!
ファスナーの引き手に長めの革を取り付けて。
ボタンをとめて完成!
いかがでしたでしょうか。タンドーソフトレザーで作られたLionウォレット(TN-105)。
極厚の革ですが、ひっくり返しの工程にも耐えられる柔らかさも持ち合わせています。
革の表情も魅力のひとつで、もちろん育てがいも抜群にありそうです。
もし気になったらタンドーシリーズ一度見てみてください!