こんにちは、ヘルツオンラインショップスタッフの斎藤です。
寒くなってきて、革鞄を使うにはとても良い季節に感じています。
けど、革製品の乾燥にはご注意を。ひび割れ等が起きる前にオイルメンテナンスをお勧めします!
今回は、HERZ創業者:近藤オリジナルのメッセンジャーバッグ(W-3)の製作のタイミングがあり、
製作風景を撮影しましたのでご紹介いたします。
度々登場してくれる、作り手 古川。撮影をお願いしたら、「重たい鞄なので、特にひっくり返し大変なんですよ!」と、見どころのアドバイスをくれました(笑)
早速見ていきましょう。作業台には、W-3に使用されるパーツが集まっています。
金具一つ見てもゴツくてワイルドさが伝わってきます。
革のコバに丁寧に染料を入れているところ。
これは後面のポケットの縫い付けです。
革を「漉く」作業。鞄の形を綺麗に出すために、重要な工程です。
取っ手を作っています。
かぶせの縁に革紐、留め具を引っかける輪っかを縫い付けています。
ストラップもW-3仕様!
前面部分のカードサイズのポケットを作り手の感覚で。
かぶせと本体を縫い付けていきます。
取っ手やストラップを引っかける部分。革が重なり分厚くなります。
各パーツが揃ってきました!
ヘルツ刻印をカシメで打ち付けます。特別なハンマー入り刻印。
力のかかる部分の金具の取り付けは、電動ドリルも登場します。
前面のタック。革の厚みで一苦労。
いよいよ本体を縫い付けていきます。
ストラップも完成させて。
これは、「ひっくり返し」を終えて、鞄の形を整えている所。
ひっくり返しは公式インスタグラムにて動画でご紹介しましたので、合わせてご覧ください!
留め具に使う鹿角です。
かぶせの輪っかに入るか、削って微調整をします。
鹿角や細かいパーツを取り付けて。
完成!!
いかがでしたでしょうか!インスタグラムで公開した動画はこちら。
この投稿をInstagramで見る
冒頭、古川の話の通り、ひっくり返しはかなりの重労働。
でも革が丈夫な証拠ですよね!?(笑)