こんにちは仙台店のショウジです。
先日、サイト上でもお知らせしました通り、ヘルツ各店では、新型コロナウイルスの影響により、臨時休業及び営業時間の短縮を実施しております。
仙台店におきましては、4月10日(金)~5月6日(水)の間、平日12:00~17:00の短縮営業となり、土日祝日は臨時休業となります。各店の詳細は下記ページでご案内しておりますので、事前にご確認をお願いいたします。
ご不便をおかけしておりますが、営業を続けている店舗ではこれからもブログやSNSで情報を随時発信していく予定ですので、今後もよろしくお願いいたします。
ご説明が長くなり、失礼しました。それでは今回のブログ本題に入ります。
突然ですが、皆さんはお気入りの道具はありますか?
今回は商品のご紹介ではなく、ヘルツの鞄作りには欠かせない仕事道具をご紹介したいと思います。
なぜ急に道具紹介かと言いますと、特に理由はありません(笑)。
ただ皆さんに工房の制作現場をちょっとでもお伝えしたいなーと思い立ったので、ご紹介したいと思います。興味がある方はぜひお付き合いください。
ヘルツでは制作に欠かせない道具がいっぱいあります。その中でも今回ご紹介する物は、
「ケガキ棒」です
「ケガキ」、「キリ」とも言います。
このケガキ棒、こう見えて万能で、革に線を引いたり、印をつけたり、糸を引っ張ったり、細かい作業で使ったりと、制作のさまざまな場面で活躍してくれる道具です。
作り手一人一人が持っていて、仙台店の場合、いつでもサッと使えるようにエプロンに装着している者が多いです。よく見ると、ケガキのカタチも作り手によって個性豊かで、同じケガキ棒を使っている人はいない!……かもしれないぐらい十人十色なんです。ということで・・・
仙台店の作り手愛用!ケガキ棒をご紹介します
まずは僕のケガキから
台湾の蚤の市でおじさんを値切り倒した結果、70円くらいでゲットしたケガキ棒。
渋い木目が気に入っています。僕は裁断担当なので、主に型紙を革に写すのに使っています。
一日の大半コレを手に持っています。
続いてはこの方。
“机は散らかり気味でも、作るモノはとても綺麗” 作り手:増澤
一際ごついケガキ棒。グリップ力に特化していますが、先端を加工したりと繊細な作業がしやすいようカスタマイズされています。輝く真鍮部分がカッコイイ逸品。
“仙台店のサイバー担当” 作り手:永美
永美は販売から制作に異動したスタッフで、その時に支給されたケガキ棒を使っています。
木部分のゆるやかなフォルムとナチュラルな風合いがグッときます。
エプロンのケガキポケットもお気に入りポイントとのこと。
“自転車狂” 作り手:伊藤
伊藤はなんと二刀流!一本でいいんじゃねって思いましたが、用途によって使い分けてるらしく、こだわりの強さを感じます。
宮本武蔵の二天一流ばりに使いこなしています。
“毎日爆走!カブ乗り” 作り手:鈴木
ワインレッドの持ち手がいい感じにエイジングしてるケガキ棒。入社時にもらったものを使っていますが……肝心の棒の部分が抜けるらしく、今はボンドで応急処置しているみたいです。
“店長兼サーファー” 作り手:清水
この鉄の塊感!圧倒的な存在感!超かっこいいケガキ棒です。
10年くらい前に銀座のカバン屋さんから「廃業するので、部材とか道具持って行っていいよ」と話があり、創業者の近藤と二人でいろんな物をごっそりもらってきた中から発見した逸品だそうです。
十人十色のケガキ棒
以上、突然の道具紹介でした。
みんなそれぞれ個性豊かなケガキ棒を愛用して鞄作りに励んでいます。やっぱり気に入った道具は手に馴染み使いやすいし、なにより気合い入りますよね。
HERZで制作した鞄や小物たちも皆さんのお気に入りの道具になれるのを目指して、日々頑張って作ります!また機会がありましたらいろんな道具や制作現場のことなどお伝えしたいと思います。では!
仙台店TEL 022-395-7461