こんにちは！ヘルツ仙台店の伊藤です。
ここ数年で腰に違和感を感じ始め、これはまずい！と最近はストレッチやインナーマッスルを鍛えています。ちなみにサポートベルトを巻くとめちゃくちゃ調子が良いです。腰痛に負けてたまるか！

今回は、ヘルツで使っている機材をご紹介します！
製作には欠かせない、革を縫製する『工業用ミシン』です。

一般的には〈家庭用・職業用・工業用〉などと分かれていますが、その中でも一番パワフルなものが工業用ミシンです。
全て金属で出来ており耐久性に優れていて、回転力・貫通力ともに凄まじいパワーを持っています。
ガッシャンガッシャンと迫力ある音を立てて分厚い革を縫い上げることが出来るのが特徴です。

そのため、布のような薄手の物を縫うには不向きなミシンですが、ちょうど困ったことがあったので布鞄を工業用ミシンで改造することに挑戦してみようと思います！
(趣味の釣りに使うバッグなんですが、ちょうどいいバッグが無くて困っていたところでした。)

使うミシンはヘルツ内では”小ミシン”と呼ばれるSEIKO TE-2型です。

 

ベースは安価で買ってきた布サコッシュ。

 

できました。経過の写真が無くてスミマセン。。。

 

サコッシュのヘリに革を縫い付けて補強。
さらに間隔をあけてステッチをかけることでループ状にしました。
この辺りは普段革小物を作る感じで縫えてます。

下の方には面ファスナーを縫い付けて、よく使う物をくっつけられるようにしています。
ここが意外と難しく、ミシンの上糸と下糸のテンションをシビアに調整しながら頑張りました。

 

元々ついていたストラップは切り取って別のストラップを縫い付けています。

 

中に入れる物はこんな感じの釣り道具です。

 

実際に物を入れてみるとなかなかいい感じです！
早速釣りで使ってみようと思います！

 

市内を流れる川の河口へやって来ました。

 

去年仙台店釣り部へ入部した山川も一緒です。

補足ですが、この鞄はハゼ釣り専用の鞄として作りました。
ハゼを狙っていざ実釣開始！

 

山川は順調にハゼを釣り上げています。
私も負けじと深場に立ちこんでいくと…

 

やられました、、、。河口でまさかのスモールマウスバス。
体長は30そこらですが突然の突っ込みに竿がポッキリといってしまいました。
この日は雨風もあり寒かった日なので帰りにラーメンを食べ、山川とリベンジを誓ったのでした。

反面、鞄の使い勝手はすこぶるよく、これからの釣行の相棒になってくれそうです！
普段は縫う事が無い布を扱ってみましたが、新鮮な発見も多くこれからの製作作業にも役立つ…はずです！

工房併設の店舗にお立ち寄りの際は是非ミシンにも目を向けてみてください！

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