道具としての味

ひとつめ。カランダッシュのボールペン。

サンプルを使い続けて15年以上
革のバッグもそうですが、使っていく中で、汚れたり、傷ついたりするわけですが、長く使い続けるとそれすらも一つの味になるんです。
やはりそれが道具としての醍醐味でしょうか・・・。このボールペンの相棒の手帳(いや、手帳の相棒のボールペン!?)
HERZ定番モデルの「手帳カバー(KB-48)」のファーストサンプルとして試作したもので、15 年以上使い続けています。年を重ねるごとにすっかりいい味が出ています。
試作品だからこそ、何だか愛着が増して使い続けています。
毎年、リフィルは変えてもカバーは使い続ける使い方です。


新しい鞄が生まれる「魔法のペン」

ふたつめのペン。ステッドラーの「マルス テクニコ芯ホルダー」
このペンを持つと、バッグのデザインが次から次へと湧いてくる「魔法のペン」ということではないんですが、スケッチ用にずっと使っているものです。 このペンを手にして、あれこれとスケッチしているうちに形になって、 製品となったものがイロイロとあります。 このペンも使い続けて30年になります。 どちらのペンも同じ形・同じ仕様のものが現行品として、販売されているところがスゴイです。
長く作る、永く使い続ける
私達、HERZ製品の中にも30年以上にわたって、作り続けているモデルが幾つもあります。
HERZは特に展示会というものを行わず、作り手たちがある意味、自由に作った物が周りに認められて、商品化(定番化)されていきます。
生まれたばかりの新作の中にも、これから30年以上作り続けていくことになるものも多分あるでしょう。
HERZの製品が手にして下さる方たちにとって、長く使い続けて手離せないものになってくれたら、こんなに嬉しい事はありません。

