ランドセルの取材をしていただきました
ヘルツ大阪店のおおにしです。
今回なんと「ヘルツ大阪店へランドセルの取材をしたい。」とのお申し出が記者様から。
きたる8月3日。
うまく話せるかなぁ~。緊張するなぁ~。ドキドキしていると・・・。
とってもかわいい記者さんたちがやってきました!腕にはしっかり「取材班」の腕章が。
まずは名刺交換から。
名刺もちいさなおててには大きく見えました。
名刺交換というより表彰状授与式のようです。かわいい。
まずは店内をぐるりとご紹介
見慣れない革製品にきょろきょろ、クンクン・・・。記者のみなさんは興味津々のようです。ランドセルとご対面
HERZのランドセルは一つ一つ手作り。すべて牛の革で出来た「生きた」ランドセルです。
では、ここから記者のみなさまには、実際にランドセルの作り方を見て頂きます。
【カット台】
ここでは一枚の革からランドセルのパーツを手作業でカットしていきます。 大きなキズや汚れがないか、しっかり目で見て見極めながら裁断します。 牛は生き物です。個体差があり、同じ革は一つとしてありません。【刻印機】
この機械では「HERZ」の刻印を打っています。ひとつひとつ手作業です。【クリッカー】
こちらは「抜き型」を使って、パーツを裁断する大きな機械です。 あまりの早さに記者のみなさんから「お~!」と驚嘆の声が。抜き型は小さなものから大きい物まで沢山あります。【漉き機】
この機械では「漉く(すく)」という革を使うにあたってとっても重要な作業を行います。 分厚い革を使いやすい厚みに調節するのです。 分厚かった革があっという間に薄くなりました。 「わぁー!」という素直な反応に思わず癒されました。 しかし、ここまではいわば準備段階・・・。いよいよランドセル制作の様子をご覧いただきます
叩いたり、磨いたり、ひっくり返したり。
ひとつのランドセルを作るには、筋力と体力が必要です。
丈夫で永く使えるよう慎重に仕上げていきます。
唯一無二の世界にひとつだけのランドセルの完成です。
記事に掲載する写真も忘れずに。
最後は完成したランドセルの前で質疑応答タイム
「ランドセルをつくるのにはどれぐらい時間がかかりますか?」
「ねだんは?」
「たいへんなことは何ですか?」
などなど沢山の質問にお応えしました。
作り手は、普段黙々とひとりで作業をすることがほとんどですので、作っているところを間近で見てもらったり、説明しながら制作することがとても新鮮で楽しそうでした。
本当は聞いて欲しいことが沢山あるのかもしれません。
HERZには「こころ」という意味があります。
この体験を通して、誰かのために想いをこめて何かを生み出すすばらしさやそれを大事にすることの尊さを感じてもらえていればとっても嬉しいです。
またの取材をおまちしております。