創業者の近藤が長年眠らせていた革=「ベロア」を使って個数限定リュックを作ります
HERZオンラインショップの小野寺です。季節が冬に変わり始める11月~年末にかけて、HERZは最も忙しい時期に差し掛かります。とりわけ、今年(2014年)は40周年という記念年でもあり、各店舗で様々な企画を鋭意準備中です。
今回はその中の一つをご紹介。
創業者の近藤が長年眠らせていた革=ベロアを使い、新しいリュックをデザインしました。
私も一目見て、お気に入りに!!近藤に頼んで、試作品のフィールドテストを兼ねて使用しています。この特集ページでは試作の風景や実際に使ってみた感じを皆さんにご紹介いたします。
それでは、試作の風景を一部ご紹介!!
HERZは専業のデザイナーはいませんが、実際に鞄を作る一人一人が新しいものを生み出すデザイナーでもあります。今まで数多くの鞄を生み出してきた近藤。今もなお、創作意欲が尽きる事はありません。
本体前面。これからポケットをつけます。
底部は補強の革を縫って強度を高めます。
サイドポケットのヘリ巻縫い。
リュックストラップを付けます。
前面と背面を縫い合わせます。
サイドポケット上部にフックを取り付け。
実際に使ってみました!!
サンプルを使い始めてから毎日通勤でも使っています
二泊三日の京都旅行に出かけた際にもメインバッグとして活躍してくれました。背面ポケットにガイドブック、サイドポケットにドリンクと鉄道時計。電車や徒歩、自転車での移動もこのリュックだと両手が自由になるので快適でした。ベロアとパーツの革の2トーン具合がいい感じです。
京都駅を降りると、目の前に京都タワー。観光客は必ず写真を撮ってしまいますね(笑)。
自転車での移動では背中に背負ったりカゴに入れたり。ベロアは柔らかい革なので、カゴにも入れやすかったです。
リュックだと両手が自由になるので、ガイドブックを持ちながら観光地も歩けます。
ファスナーポケット・サイドポケットは特に重宝しました。
実は近藤自身もサンプル品を使っています。
ファスナーポケットにはよく取り出す手帳を入れているようです。